「インフラエンジニアを目指したいけど、資格が多すぎてどれから始めればいいか分からない」
未経験からインフラエンジニアを目指す時、資格は学ぶ順番の目安になります。この記事では、よく名前が挙がる資格の中身と、どの順番で進めると学びやすいかを整理します。
資格は必須ではないが、役に立つ
未経験の求人では、資格を応募の条件にしていないものも多くあります。それでも資格の勉強には、次のような良さがあります。
- 何から学べばいいかが決まっていて、独学でも進めやすい
- 面接で「学び始めている」ことを具体的に伝えられる
- 入社後に出てくる用語に、最初から慣れておける
よく名前が挙がる資格
| 資格 | 実施している団体 | 学べること |
|---|---|---|
| ITパスポート | IPA(情報処理推進機構)。国家試験 | ITの基礎、セキュリティ、会社の仕組みまで幅広く |
| 基本情報技術者 | IPA(情報処理推進機構)。国家試験 | ITエンジニアとしての基礎知識。ITパスポートより一段上 |
| CCNA | シスコシステムズ | ネットワークの仕組みと、ネットワーク機器の設定 |
| LinuC | LPI-Japan | サーバーでよく使われるLinuxの操作と管理。日本の現場に合わせて作られた資格 |
| LPIC | LPI | LinuCと同じくLinuxの資格。世界共通の資格 |
| AWS認定 クラウドプラクティショナー | アマゾン ウェブ サービス | クラウド(AWS)の基礎 |
試験の方式や受験料は変わることがあるので、受ける前に各団体の公式サイトで確認してください。
学ぶ順番の例
人によって合う順番は違いますが、未経験から始めるなら、次の流れが分かりやすいでしょう。
ステップ1 ITパスポートで全体をつかむ
ITの用語や仕組みを広く学べるので、エンジニアの仕事のイメージがつかめます。インフラか開発か迷っている段階でも役に立ちます。
ステップ2 CCNAかLinuC・LPICで、インフラの土台を学ぶ
- ネットワークに興味があるならCCNA
- サーバーに興味があるならLinuC・LPIC
どちらもインフラの仕事で出てくる知識なので、片方を学ぶと、もう片方も理解しやすくなります。余裕があれば、ITの基礎をもう一段深く学べる基本情報技術者に挑戦するのもよいでしょう。
ステップ3 AWS認定でクラウドの基礎を学ぶ
最近はクラウドを使うシステムが増えているため、クラウドの基礎を知っておくと、入社後に関われる仕事の幅が広がることがあります。
勉強を続けるコツ
- 最初から全部を取ろうとしない:まずは1つに絞って、合格まで進める
- 毎日少しずつ時間を決める:通勤時間や寝る前の30分など、続けられる形を決める
- 手を動かす:LinuxやAWSは、無料または低コストで試せる環境(条件は公式サイトで確認)を使って、実際に触ると覚えやすい
資格の勉強と転職活動は並行してよい
資格を全部取ってから転職活動を始める必要はありません。勉強を始めた段階で転職エージェントに相談し、応募と並行して進める人もいます。
面接では、取った資格の数よりも、なぜその資格を選んだか、どう学んでいるかを聞かれることがあります。学んでいる過程を話せるようにしておくと、伝わり方が変わります。
まとめ
- 資格は必須ではないが、学ぶ順番の目安と、学んでいる証拠になる
- ITパスポートで全体をつかみ、CCNAかLinuC・LPIC、次にAWS認定、という順番が分かりやすい
- 1つずつ合格まで進め、手を動かして覚える
- 資格の勉強と転職活動は並行して進めてよい
インフラと開発のどちらに進むか迷っている人はインフラエンジニアと開発エンジニアの違いを、営業からの転職の流れは営業から未経験でインフラエンジニアへをご覧ください。
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