「第二新卒って、自分も当てはまるの?」
新卒で入った会社を早く辞めたいと思った時、よく目にするのが「第二新卒」という言葉です。この記事では、第二新卒がどんな人を指すのか、転職で企業が見ていること、動き出す目安を整理します。
第二新卒とは
第二新卒は、学校を卒業して一度就職し、数年以内に転職を考えている若手を指す言葉です。法律で決まった定義はなく、会社や転職サービスによって範囲が少しずつ違います。
一般的には、次のように使われることが多くあります。
- 卒業後、おおむね3年以内の人
- 年齢でいうと、20代半ばくらいまで
「3年以内」「25歳前後まで」はあくまで目安です。求人によっては、もう少し広い範囲を第二新卒として募集していることもあります。
新卒・既卒・第二新卒の違い
| 呼び方 | どんな人か |
|---|---|
| 新卒 | その年度に学校を卒業する見込みの学生 |
| 既卒 | 学校を卒業したあと、正社員として働いた経験がない人(範囲は会社によって異なる) |
| 第二新卒 | 卒業後に一度就職し、数年以内に転職を考えている人 |
第二新卒は、短い期間でも社会人として働いた経験がある点が、新卒や既卒との違いです。
第二新卒で辞めるのは珍しいことではない
厚生労働省の「新規学卒就職者の離職状況」によると、2022年3月に大学を卒業して就職した人のうち、33.8%が3年以内に仕事を辞めています。およそ3人に1人です。
早く辞めたいと感じることは、決して特別なことではありません。
第二新卒の採用で企業が見ていること
第二新卒を採用する企業は、経験の長さよりも、次のような点を見ていることが多いと言われます。
- 社会人としての基本:あいさつ、言葉づかい、報告・連絡・相談などが身についているか
- これからの伸びしろ:新しい仕事を覚える意欲があるか
- 辞めた理由と次にやりたいことのつながり:同じ理由でまたすぐ辞めないか
特に3つ目はよく聞かれます。前の会社の不満だけで終わらせず、「だから次はこういう仕事をしたい」までつなげて話せるように準備しておくと安心です。
動き出す目安
「何年働いてから辞めるべき」という決まりはありません。ただ、次のような状態なら、まず情報集めや相談から始めてみる時期と言えます。
- 日曜の夜になると、次の日の仕事を考えて気持ちが沈む
- 今の仕事を続けた先の自分が想像できない
- 仕事の内容そのものが合わないと感じている
すぐに辞める必要はありません。今の仕事を続けながら、どんな仕事があるのかを知るだけでも、気持ちが軽くなることがあります。
第二新卒の転職の進め方
1. 辞めたい理由を書き出して、何がつらいのかを分ける
2. 次の仕事で譲れない条件を2〜3個に絞る
3. 在職中に情報集めと相談を始める
4. 求人に応募し、面接を受ける
5. 内定が出てから退職を伝える
職種の選び方は営業を辞めたい第二新卒へ、在職中の進め方は在職中に転職活動を進める方法で詳しくまとめています。
まとめ
- 第二新卒に法律上の定義はなく、卒業後おおむね3年以内の若手を指すことが多い
- 大卒の約3人に1人は3年以内に仕事を辞めている
- 企業は経験の長さより、社会人の基本・伸びしろ・辞めた理由と次のつながりを見ている
- まずは在職中に、情報集めと相談から始めるのがおすすめ
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