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「こんなにきついのに、なんで介護は給料が上がらないんだろう」
介護の仕事を数年続けた人なら、一度は感じたことのある疑問だと思います。ですが、この「上がらない」という感覚には、実はカラクリがあります。
介護の給料や働き方は、同じ介護職でも施設のタイプによってかなり大きく変わるのです。この記事では、特別養護老人ホーム・有料老人ホーム・デイサービス・訪問介護という4つの主要な施設タイプ別に、給料と働き方の傾向を編集部視点で整理します。
そもそも介護の給料は本当に低いのか
厚生労働省の「令和5年度介護従事者処遇状況等調査」によれば、常勤介護職員の平均給与額は月額31万円台まで上がってきています。処遇改善加算・特定処遇改善加算などの制度が段階的に効いてきたためです。
ただし、これはあくまで平均値。実際は施設の種類・運営会社・地域・夜勤の有無で数万円単位の差が出ます。だからこそ、「介護=薄給」と一括りにするのではなく、自分の給料が業界のどのゾーンにいるのかを知ることが大事になります。
施設タイプ別の給料と働き方の傾向
特別養護老人ホーム(特養)
- 要介護度の高い方が中心。身体介助の負担は4タイプ中もっとも重い
- 夜勤あり。夜勤手当を含めると月給レンジは中〜高
- 公的施設に近い運営で、基本給・賞与が安定しやすい
有料老人ホーム
- 運営会社によって待遇の幅がもっとも広い
- 大手グループでは基本給が特養より高い求人も出やすい
- 介護度は施設のコンセプト次第。自立度の高い方中心の施設もある
デイサービス(通所介護)
- 日中中心の勤務。夜勤なしか、あっても少なめ
- 基本給は特養より下がりやすいが、生活リズムを整えやすい
- レクリエーション・送迎対応など、介助以外の業務が多い
訪問介護
- マンツーマン中心。移動時間も含めた働き方になる
- 登録ヘルパー型なら勤務時間の融通が利く
- 常勤・パートで待遇差が大きい業態
「同じ介護」で消耗しないために
編集部が話を聞いた20代後半・介護福祉士の男性は、こう振り返っていました。
特養のユニット型で3年働いて、夜勤が本当にしんどかった。同期に「デイに移ったら生活リズムが戻って給料は下がったけど心は軽くなった」って聞いて、初めて他の選択肢があるって知ったんです。
大事なのは、今の自分の経験・資格が、別の施設タイプでどう評価されるのかを一度知ること。介護業界に特化した転職エージェントは、施設タイプ別の求人相場・夜勤実態・離職率まで踏み込んで教えてくれることが多く、相談だけでも判断材料になります。
編集部で調べたサービス一覧は下記でまとめています。
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